運用に カラクリなんてありません 成果の裏づけ しっかりとって


早いもので今週で2月も終わりです。
そして今度の週末はひな祭りイベントが各地で行われるようですね。
少しずつではありますが、春の気配を感じる時期となりました。
皆さん、風邪など引かず元気に乗り切りましょうね。


さて、2月のこのコーナーでは資産運用をテーマにお話をすすめてきました。
『貯蓄から投資へ』を合言葉に、自己責任がアタリマエの社会感が
国や金融機関、メディアによって着実に浸透されつつあることが少しでも伝われば嬉しいです。
自己責任ということは、それだけ自分の判断が大切になります。
言い換えれば、付き合いで買ったものでも損すれば責任は自分に返ってくるということ。
ということで、今日は商品選びの際、押さえておきたいポイントを3つご披露したいと思います。


■ポイント1:『絶対』というヤツは信用しない!
これだけ厳しい世の中でも、まだいるんです、絶対大丈夫っていう人が。
『絶対儲かります』『絶対値上がりします』など、会話のなかに絶対という表現を使う人には要注意です。
もしそんな話をする人がいたら、ぜひこう言ってください。
『あなたはそれを買ってますか?なんで私に教えてくれるんですか』と。


■ポイント2:理由のわからないものに投資をしない!
お金の世界にカラクリはありません。運用で利益が出るのにはみな理由があります。
運の良し悪しで運用成績は決まりません。宝くじなら別ですが。
その商品を買う前に、なぜその商品が利益を出せるのか、
そして自分に還元されるのかをしっかりチェックしてください。
分からなければ買わないほうがい良いです。
自分の扱う商品がよく分かってないセールスマンから買うのも止めましょう。


■ポイント3:熱意と商品選びをごちゃまぜにしない!
「何度も足しげく通っていたら、認めてくれました」と、どっかの会社がCMで流してましたね。
足しげく通わないと分かってもらえない金融商品ってなんなんでしょうね。
熱意を持って営業するのは、営業マンとしてアタリマエのことです。仕事ですから。
セールスで顕著な実績をあげた方々がよく本を出版していますが、
その殆どに『しゃべらないのが優秀なセールスマン』と書いてます。本当です。
信頼できるセールスマンは、お客様が理解できるまでちゃんと待ってくれます。
熱意があるのはアタリマエ、自分が納得するまで十分調べることが大切です。


以上、3つのポイントをお伝えしました。
私の実体験もふまえてお話していますので、結構リアルにそんな場面に出くわすと思います。
そんなときはぜひ、今日のお話を思い出してくださいね。