資産とは 4つのカタチに 分けられます どれが合うかは あなた次第


先週はバレンタインデーでしたけど、いいことありましたか?みなさん。
週末にチョコ食べ過ぎて大変だ〜なんていううらやましい人も居たりしてね。
いいですね〜。そんな目に遭ってみたい!
・・・ということで男性のみなさん、来月のホワイトデーではしっかりお返しをしましょうね。
そこがポイントですからね。


今日も先週に引き続いて、投資をテーマに話をすすめたいと思います。
なんだか投資=株式投資というイメージが強いと先週お話したのですが、
みなさんにとっての投資、資産運用とは、いったいどんなイメージでしょうか。
それを考える上でぜひ押さえていただきたいことがあります。
それは、そもそも資産ってなんだ、ということ。
資産と一口にいってもいろんなものがあるということをぜひ押さえてください。
資産は大きく分けて4つあります。
最も有名なのが現金や銀行の預金。これは一番なじみがあります。
次に債券や株などの有価証券などがあります。投資信託もこのグループですね。
そして土地や建物などの不動産、さらに金や商品などの現物資産。
・・・これらをまとめて資産と呼ぶわけです。


だから預貯金している人も、マイホームを持つ人も、投資信託する人も金を買う人も、
ある意味ではみんな資産運用しているということになります。
ただ、ここで大事なのが、その資産が新たな価値を産みだすのかという点。
現金をそのままタンスにしまっていても、そこから新たな価値は生まれません。
土地もほったらかしで何も使わなければ、価値は生まれません。
それどころか、税金や維持管理のコストが発生してしまいます。


大切なのは、自分たちの暮らしを将来どうしていきたいか、
それを実現するためにはどの資産が幾らぐらい必要なのかをちゃんと考えて、計画を立てることです。
例えば自分の城があり、あとは必要最低限のお金があればよいという人は、
定職について早いうちにマイホームを買うことが第一の目標となりますし、
60歳で1億円を貯めてその後は世界中を旅して回るという人は、
マイホームなど買わずに1億円を貯める計画を実践していかねばなりません。
お金自体に不安を持つ人は、金などの無くならないモノに変えておく必要があります。
という具合に、人にとって資産運用のカタチはバラバラなのです。


正直言って今の世の中『貯蓄から投資へ』という言葉が間違って伝わっていると思います。
金融機関のセールスに都合の良い使われ方しかしていないとすら思います。
確かに現預金のみで塩づけにしっぱなしなのはどうかと思いますが、
別に投資信託や株を買わないからって、何ら問題はありません。
みんなやっているからとりあえず、というのは絶対にやっちゃダメですからね。
余裕があるならいいですが。これから投資をはじめよう、という人はぜひ
『何のために投資するのか、何歳までに幾ら準備したいのか、
それを達成するのに最も良い方法がこれか』ということをしっかり考えてください。