おくだっち 情報発信 続けます 知らずに損する 人なくすため


さて、みなさん。
なんと今日でこのコーナーの放送が100回となりましたー!(パチパチ)
コーナー開始から丸2年、よくネタ切れせずここまで続いてきたと思います。
先日アットネットラジオのブログから情報見聞録ブログに入って過去の内容をダーっとチェックしてみましたが、
いろんなことをしゃべってますね。
それにしてもたった2年で環境は大きく代わりました。
今の円高、物価高を当時どれだけの人が予想していたか。
私自身今回ほどの急激な円高は予想していませんでしたから。
ということで100回目の今日は、2006年からの2年を、私FPおくだっちの視点から振り返ってみたいと思います。


わたくし、2006年5月に独立しファイナンシャルプランナーとしての活動を開始したのですが、
開業当初多かった質問は資産運用に関するものでしたね。
ライブドアショックはあったものの、株式、特に中国などアジア株が元気で、投資信託の人気が高かった頃です。
銀行でも積極的に販売しておりました。
巷には投資本があふれて、なんだか株や投資信託をしていることがカッコイイことみたいな風潮がありました。


そして日本経済の回復のもと金利も少し上昇し、次に相談が増えたのが住宅ローンに関することです。
2007年の前半は特に借換え相談が多かったですね。
ちょうど3年固定などの金利見直し時期が来て、金利が上がる、さあどうしようというものです。
投資信託や保険販売での手数料で稼いだ銀行が、こぞって住宅ローンに力を入れ、
競争が激しくなった時期でもあります。
その一方で中小零細企業向けの貸し出しは、次第に条件が厳しくなっていきました。
私も仕事で銀行取引や借入に関する相談を受け付けるようになりました。


そして2007年の後半からは保険に関する相談が増えました。
以前のように「内容が分からない」ではなく、
逆に「どの情報を信用すればいいのかが分からない」という声を多く耳にするようになりました。
銀行窓口販売、来店型保険ショップ、通販等保険に関する情報が溢れていることが原因です。
一方金利が上がることへの不安から長期固定住宅ローンのニーズが高まりました。
私が『フラット35』の取扱いを始めたのは、そのニーズを満たす窓口が乏しいと感じたからです。


そして2008年に入ってからはアメリカのサブプライムローン問題の影響が目に見える形であらわれ、
先の見えない情勢を心配してライフプランの相談を多く受けるようになりました。
見えない不安を見えるようにして対策を考えることが、
住宅購入など大きな買い物をする際、安心材料になるとのお声をいただいています。


ということでこの2年の歩みを簡単に振り返ってみました。
たった2年ですけど経済情勢は大きく動いていますね。
まさに『経済は生き物』です。
間違いないのは『知らない人がソンをする世の中』であるということ。
私FPおくだっちはこれからも、知らずにソンをする人が少しでもなくなるよう、情報を発信し続けます!
みなさん、これからもよろしくお願いします。
これからも ますます元気に がんばります!