住宅ローン 返済条件 見直し中 気になるヒトは 臆せず相談


FPおくだっち(以下・奥):こんばんわ。


安達:こんばんわ、安達です。寒いですねー。


奥:寒いですね。ま・・・2月ですから(笑)


安達:景気も良くならず、このまま低迷し続けるなんて声も聞こえつつ・・・。


奥:そうですよね。私の周りでもいい話は聞かないですが。
最近、住宅ローンの返済条件の変更相談が急増しているという話も多く聞こえてきています。


安達:昨年末あたり、報道番組でそういう話を聞きましたが、条件って変えてくれるんですか?


奥:一応、亀井大臣が打ち上げている「モラトリアム法案」で
中小企業向けの融資と、住宅ローンの見直しを積極的にするように、とのことで
取組が行われているわけですが、フタを開けてみれば住宅ローンの返済条件の変更が多くて。


安達:個人的には、逆かと思っていました。
個人向けの住宅ローンの方が先に着手されているんですね。


奥:実際、銀行の立場としては、個人の住宅ローンの返済条件を変更する方が楽だったりするんですよね。
中小企業向けの融資は、大半が無担保で保証人も一人か二人。土地建物も担保に取らないのに対し、
住宅ローンはまず間違いなく保証会社が保証しますし、なおかつ担保も取りますからね。
銀行からすると、価値は下がってもゼロではありませんから。
あとは、住宅ローンの返済期間が35年から40年に伸びようと
途中でを音を上げることなく“ゆっくり長く返済していく”ことは間違いないという、
日本人の気質?を考えると、マイナスではないという判断のようです。


安達:ローン返済の期間を長くするということがメインで、金利を下げるということはないんですよね。


奥:それはさすがに無いですね(笑)銀行も商売ですから。
多いのは、5年単位で返済期間を延ばすという事例のようですね。
もし住宅ローンの返済でお悩みの方は、一度窓口で相談されてみてはいかがでしょう。
来週、もう少し詳しいお話をしたいと思いますが、今日はこのあたりで、まとめです。