下取りや 頭金には 注意して。車と保険はちがいます。

今日のテーマは保険の転換です。
「今入ってる保険を下取りに出して、それを頭金にして新しい保険にしませんか?」なんてこと、
保険会社の方から打診を受けたことはありませんか?
なんとなく車の買い替えみたいな感じがしますけどね。
これ、内容によっては後でトラブルになるケースだってあるんです。
きちんと意味を押さえておきましょう。


保険を下取りにだす、という意味は、
今加入している保険のうち、お金が溜まっている部分を活用する、ということです。
これまでの代表的な生命保険である定期つき終身保険は、おおまかにいうと、
支払った保険料が将来にむけて貯めていく部分と保障を買う部分にわけられます。
そのうち貯めていく部分は、将来解約したさいに戻ってくる返戻金のおおもとになりますが、
そのお金を新しく入る保険の頭金に充当するというのが、転換ということです。
この制度を使うことによって、新しく入る保険の保険料を安くすることができます。
一部を先にはらっちゃうということでしょうか。


ただ、問題なのはその溜まっているお金を、新しい保険のどの部分にあてがうかということです。
たとえば大きな保障を安くで買うために、全額保障を買うところに充当すると、
それまでためてきた将来のための積立がゼロになってしまいますので、あらたに積立が必要となります。
これがもし、従来のものより低い利回りで運用される保険だとしたら。
そして、年齢が上がった分保険料は高くなりますが、それを穴埋めするためにつかわれたとしたら。


そしてなにより、その仕組み自体を、知らないうちに使っていたとしたら。



さきほど、後でトラブルになることもあるといいましたが、実際にトラブルになった事例を知っています。
後になって困ったり、びっくりしないよう、転換についてはしっかり勉強しておきましょう。